IDCFクラウドのGPUインスタンスを利用してEtherのマイニングに挑戦します。

初期費用不要で完全従量制(400円/時)で利用できるということで、実験には丁度いいですね。さくらインターネットの高火力サーバも使ってみたいのですが初期費用がかかるので今回は見合わせます。

GPUコンピューティング新登場|ディープラーニングするならIDCフロンティア

EtherのマイングにはNVIDIAのCUDAに最適化したGenoil版cpp-ethereumをインストールする必要があります。諸々のインストールにも時間がかかるため、まず一番安いインスタンスでVMイメージを作り。それを利用してGPUインスタンスを立ち上げる手順で行きます。

マイングプールへの登録

今回、ウォレットを準備するのが面倒だったので、マイニングプールMinerGateを使ってみます。ユーザ登録するだけで利用できます。登録時のメールアドレスを使ってマイニングを開始します。

IDCFクラウドの設定

以下からどうぞ

https://www.idcf.jp/cloud/

アカウントの作成

(省略)

SSHキーの登録

(省略)

インスタンスの立ち上げ

一番安いマシンタイプlight.S1Ubuntu 14.04LTS東日本2リージョンで立ち上げます。
今回一番ハマったのがIDCFクラウドのGPUインスタンスは東日本2リージョンにしかないということです。(もちろんちゃんと書いてある)

ファイアーウォールの設定およびグローバルIPのポートフォーワード

ファイアーウォールの設定をフルオープンにします。

次にグローバルIPのSSH(22番ポート)を立ち上げたインスタンスに向けます。

[port settings]

SSHログイン

ここまでやれば

ssh [email protected]

でログインできるはず。

インストール

もろもろのソフトウェアをインストールしていきます。

Ubuntu 14.04 + NVIDIA GPU + CUDAでEthminerを走らせる

参考…というか上記のサイトの手順そのままですが、各ソフトウェアのバージョンは最新に更新していますので以下に書かせていただきます。

cuda

NVIDIAのサイトから落としてきてダウンロード

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wget https://developer.nvidia.com/compute/cuda/8.0/prod/local_installers/cuda-repo-ubuntu1404-8-0-local_8.0.44-1_amd64-deb
dpkg -i cuda-repo-ubuntu1404-8-0-local_8.0.44-1_amd64-deb

ビデオドライバー

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add-apt-repository ppa:graphics-drivers/ppa
apt-get update
apt-get install nvidia-370

Genoil版 cpp-ethereum のインストール

まずは必要な物をまとめてインストールしていきます。

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apt-get -y install software-properties-common
add-apt-repository -y ppa:ethereum/ethereum
apt-get update
apt-get install git cmake libcryptopp-dev libleveldb-dev libjsoncpp-dev libjson-rpc-cpp-dev libboost-all-dev libgmp-dev libreadline-dev libcurl4-gnutls-dev ocl-icd-libopencl1 opencl-headers mesa-common-dev libmicrohttpd-dev build-essential cuda -y

最新版cmakeをインストール

Ubuntu 14.04のcmakeは3.2.2

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# cmake --version
cmake version 3.2.2
CMake suite maintained and supported by Kitware (kitware.com/cmake).

これだとバージョンが低すぎてcpp-ethereumがコンパイルできないので新しいのを入手します。

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wget https://cmake.org/files/v3.7/cmake-3.7.1.tar.gz
tar xvzf cmake-3.7.1.tar.gz
cd cmake-3.7.1
./configure && make && make install

/usr/local/bin/cmakeにインストールされます。

Genoil版 cpp-ethereum のインストールとコンパイル

Genoil版 cpp-ethereumgithubからもってくる

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git clone https://github.com/Genoil/cpp-ethereum/
mkdir cpp-ethereum/build
cd cpp-ethereum/build
cmake -DBUNDLE=cudaminer ..
make

注意
make のとき-j8とかやると早いのですが、light.S1上だとメモリ不足で落ちます。

/root/cpp-ethereum/build/ethminer/ethminerにバイナリが出来上がります。

light.S1の上での作業はここまで。

テンプレートイメージ化

まず、マシンをシャットダウン

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/sbin/shudown -h now

シャットダウン後、IDCクラウドのコントロールパネルに戻ってテンプレートを作成します。

ボリュームメニューよりlight.S1のボリュームを選んで以下のようにします。

idcf-create-template.png

無事テンプレートを作成することが出来たら、light.S1は削除して構いません。

TESLA M40の起動とマイニングの開始

先程作成したテンプレートを利用して、いよいよGPUマシンを起動します。
ここから400円/時の世界ですので素早く行きましょう。

起動

作成したテンプレートを選択して仮想マシンの作成へ

idcf-create-vm-from-template.png

GPUインスタンス(gpu.7XLM40)を選択し

idcf-create-gpu-vm-1.png

イメージで先程作ったのテンプレートを選びます
idcf-create-gpu-vm-2.png

ログイン用のSSHキーの設定とマシン名を適当に決めれば起動します。

グローバルIPの振り先を変更

light.S1に振っていたグローバルIPのSSH(22番)ポートの振り先をGPUインスタンスに変更します。

IPアドレスメニューより、アドレスを選んで変更します(まず既存の設定を削除したから追加)

idcf-change-ssh-dest.png

SSHログイン

GPUインスタンスの起動が終わったら、SSHログインします。

ssh [email protected]

マイニング開始

ここまできてようやくマイニング開始です。先程マイニングプールに登録したメールアドレスを利用してください。

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./cpp-ethereum/build/ethminer/ethminer -G -F http://eth.pool.minergate.com:55751/メールアドレス

結果はご自分でお試しください…というのは冗談です
すいません、キャプチャ取るの失敗してインスタンス消しちゃったので再チャレンジして掲載予定です。

Profitable?


「マイニングは金じゃない、不労所得へのロマンだ」 by 詠み人知らず